一般社団法人 みんなの暮らしHarNatu

裂織(さきおり)の魅力に、みんなで夢中になった秋の一日

📍 就労継続支援B型はるなつ 🧵 製造活動のひとつとして

講師の方に教わりながら、機織りに取り組む様子

厳しかった夏の暑さの中に、ふと涼しい風が混じるようになった、季節の変わり目のある日。就労継続支援B型はるなつでは、「裂織(さきおり)」という昔ながらの技法を使った布づくりが、利用者のみなさんの作業のひとつとして日々続けられています。

二年越しの準備を経て、ようやく動き始めた機織り機

今回使っている機織り機は、2年前に譲っていただいたもの。機織りをされている方にご指導いただきながら、一年かけて少しずつ修理し、機織りができるように準備を重ねてきました。そして今年の春、ようやく機織りに欠かせない縦糸の準備までが完了。長い道のりを経て、はるなつでの裂織づくりがスタートしました。

選ぶ、織る、夢中になる ー 大人気の裂織タイム

機織りに、利用者のみなさんは興味津々。横糸にする布を自分で選ぶところから裂織の作業は始まります。いざ機を織るときは、みんなとても集中した表情に。一度体験するとその楽しさにすっかりはまってしまうようで、機織りができる機会は限られているため、利用者さんが自分の順番を心待ちにしながら取り組んでいます。

真剣な表情で、横糸を織り込んでいく

「昔の人は、小豆が包める布は何かに使えるからと、捨てずに取っておいて、ものを大切にされていたんですよ」ー 裂織を指導してくださる講師の方から伺った、そんな言葉が心に残っています。

ハギレが紡ぐ、あたたかな循環

今回の裂織には、お洋服を作る際に出るハギレを使わせていただいています。ハギレが形を変えて、また誰かのもとに届き、暮らしを彩ってくれる ー そんな素敵な循環が生まれることに、私たちも幸せを感じています。色合いや質感のよいハギレたちは、あたたかみのある、とても雰囲気のある裂織の作品に仕上がりました。

夏の暑さの中にも、少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。季節の移ろいとともに、はるなつでは今日も、利用者のみなさんが思い思いのハギレを選び、丁寧に機を織っています。裂織が生み出すあたたかな時間を、これからも大切にしていきたいと思います。

こうした日々の作業や、はるなつでの過ごし方に少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひお気軽にご連絡ください。見学のご相談もお待ちしております。

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